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官兵衛が秀吉から「褒美を増やしてやる」と書かれた誓約書を見ながら「いつまでたっても実現されない」と不平不満を言っていたそうで、半兵衛が「ちょっとその誓約書見せて」と言い誓約書を取り上げると、いきなり破りだし、火鉢に投げ入れた。官兵衛が驚いていると、半兵衛は「こんな紙切れをいつまでも持ってるから褒美のことばかり気になって仕事に身が入らないんだ。一所懸命仕事に励めば褒美はおのずとついてくる」と諭した。これ以降官兵衛は気を入れ直して仕事に励み、大きく出世した。このエピソードは知らなかったんだけど、僕もこれと同じことをいつも思っていて、ちょっとびっくりました。小さなことをいちいちアピールしたり、誇っていてもしょうがないし、小物感ハンパない。どんどん成果を出していくのが良い。そしてそれを上司は把握しないといけない。その辺のことは以前書いた日報を。
「あなたは決断後に悔やむことがあるでしょう。あなたは才知はずば抜けていて、人の話を聞いたらすぐに答えを出す。そのために十分に思慮を尽くさない場合や本意ではない場合もあり、後悔する時もあるでしょう。私は才知が無いので、話を聞いてからゆっくり考えてようやく答えを出すことができます。なので毎回すごく考えているので、決断したことに後悔は少ないんです。」圧倒的に斬れる頭脳を持つ官兵衛は反射的に余計なことを言ってしまうこともあるのかもしれません。本能寺の変を秀吉とともに知った時に秀吉にかけた言葉とか、後々めんどうなことになったわけで。とは言え官兵衛はそういう部分もどんどん改善していったのでさすがだなと思うわけです。ちなみに隆景が死去した際に官兵衛は「この国に賢者はいなくなった」と言ったそうです。