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調べるお編集後記

調べるお編集部による編集後記やブログに書ききれなかった事などを。編集部と言っても一人ですけどね。

名著『ネット起業! あのバカにやらせてみよう』に描かれている時代について書いた「調べるお」記事を紹介します


ネット起業! あのバカにやらせてみよう』『渋谷ではたらく社長の告白』を読んで心の高まりを感じない起業家、スタートアップ関係者はいないと思うのですが、というわけで『ネット起業! あのバカにやらせてみよう』に描かれた時代について書いた「調べるお」のエントリーをいくつか紹介しようと思います。


今から約25年前、大阪にはリョーマがあり、東京にはSYNがあった
今から約25年前、大阪にはリョーマがあり、東京にはSYNがあった
『ネットバカ』の主役の一人である真田さんのルーツであるリョーマについて。真田さんとともに本にも登場する加藤ポールさんのご協力を得て作成した記事。


KLab真田さんの武勇伝と日本ITベンチャーの夜明けの話
KLab真田さんの武勇伝と日本ITベンチャーの夜明けの話
真田さん、そしてその周辺の流れ。現在のネット企業のドン達の名前がたくさん。


今から16年前「1999年ビットバレー」ベンチャー地図を描いてみた
今から16年前「1999年ビットバレー」ベンチャー地図を描いてみた
『ネットバカ』後半のキーワードでもある「ビットバレー」の時代の「ビットバレー(渋谷)」地図。


「ネットエイジマフィア」を調べてみたけど凄かった
「ネットエイジマフィア」を調べてみたけど凄かった
「ビットバレー」の中心人物達が数多く名を連ねるネットエイジの面々。


「サイバードマフィア」も凄いと聞いたので調べてみた
「サイバードマフィア」も凄いと聞いたので調べてみた
真田さんの盟友でもあり、『ネットバカ』でも多く取り上げられているサイバードの面々。


こんなとこでしょうか。寒い週末の夜。暖かい部屋で『ネットバカ』と上記エントリを読んで過ごすのはいかがでしょうか。


「今月更新多い」と言われるが、実際多いのか?5年分の更新頻度を調べてみた

最近そういう声を聞いたりもします。今日の記事で今月7本目です。ただ2016年が極端に更新が少なかったので、月7〜9記事くらいが本来のペースなのかな?と思ったり。ただ感覚値なだけだったので、調べるお開始から5年間の記事更新ペースを調べてみた。

調べるお更新推移

2012年1月の開始から今月までの月別記事更新推移。こうやって見ると月5記事から10記事の間が多い感じ。単月で一番書いたのが、2014年11月の21記事。まじかよ!

年単位で見ると以下のとおり。
2012年:86記事(月平均:7.2記事)
2013年:150記事(月平均:12.5記事)
2014年:105記事(月平均:8.8記事)
2015年:90記事(月平均:7.5記事)
2016年:48記事(月平均:4記事)

今月のペースは月8記事前後くらいのペースなので、やはり当初抱いてた感覚に近かった。まぁとは言え、「調べるお」以外にもいろいろブログやサイトを運営しているので、これの数倍は書いてるんだよな。今月は調べるおが7記事で、その他が35記事くらい。

ブログやサイトの更新はオウチや週末にできるので、
ぜひに!

2017年も「渋谷地図」からスタートしましたが、地図ネタを始めたいきさつやら「網羅性の罠」やらを(長文注意)

あけましておめでとうございます。今年も『調べるお』そして僕をよろしくお願い致します。ここ数年、新春一発目の『調べるお』は「渋谷地図」が恒例となっているのですが、2017年度版も昨日公開しまして、結構シェアなりRTなりされており、大変ありがたいなと思っております。

地図ネタを始めたいきさつ

2014年1月に「渋谷地図」を描いたのが最初かなぁと思ったのですが、どうやらその4ヶ月前に原型となるような「渋谷地図」をツイートしてたようです。

どういう経緯でこれを作ったのかは覚えてませんが、すごくシンプルです。この頃ヤナティさんとTwitter上で親しくさせてもらうようになって、作ったのかもしれません。

その後、年が明けて2014年1月頃「よくわかる都道府県」みたいなネタがネット上で盛り上がっていました(参考『あなたの住んでる県はどう?「よくわかる都道府県地図」を全国まとめてみた!』)。これを受けて僕の出身地である東京大田区版を作ってみました。

これに関連して上記渋谷地図が軽くバズりだしたので、更新版として描いたのがコレ。

まずはTwitterに流してみたところ評判が良かったので『調べるお』で記事化したのが最初の「渋谷地図」記事というわけです。この地図描いたのは2014年1月29日。2日後にサムライファクトリー最終出社日だったのですが、この土壇場で何を描いていたのか…。

そんなわけでその他のエリアも描くようになり、地図ネタは『調べるお』の主要なシリーズの一つになりました。マニアックなネタではなく一般ウケするネタなので、新たな読者層獲得にも繋がったなぁと感じたりしています。

網羅性の罠

一番最初に記事化した時の渋谷地図を見てわかる通り、めっちゃシンプルで、いくつかの要点だけを完結に地図にしたものになっています。

・「渋谷ネットベンチャー」の代名詞的な会社であるサイバーエージェントが、道玄坂の上の方にオフィスを増床し、次第に南平台方面にも入居するようになった
・桜丘と246挟んだ向かい側あたりに確固たるポジションを築くGMOグループ
・ヒカリエに入居するメガベンチャー
・モンストの躍進で存在感増すmixi
・Twitterで人気急上昇のヤナティさん(業績も絶好調)
・ココッパが好調で、話題のメルカリに出資したユナイテッド
・道玄坂あたりに集まりつつあったスタートアップ

この話題の要素だけを盛り込んだのがこの地図で、多少のデフォルメはあるし、載ってない会社も数多くある。でも「渋谷地図」の最高傑作はコレなのかなぁと思ったりしています。「よくわかる」シリーズもそうだけど、要点だけを盛り込んだ地図が面白いのであって、別に完璧な地図を作ろうとしているわけではない。

地図シリーズをやるようになった頃、めちゃくちゃ企業情報が盛り込まれた地図サービス(?)みたいのが出たりして「マネてますよ」的なタレコミがあったりしたんだけど(笑)、正直思想が全然違うので「まぁいいんじゃないっすかね」と軽く流しました。

結局渋谷にある会社なんて無数にあるわけで、それを全部地図上に盛り込んだらもう地図がわからないくらい企業名で溢れてしまう。Webサービスもそうだけど「引き算」が重要だと思うのです。いろんなものを詰め込んだ結果「使えないモノ」になってしまう場合は意外と多い。そういうような事象を僕は「網羅性の罠」と呼んでいる。

Webサービス作りの現場において「より良いものにしよう」と意気込んだ結果、高機能のサービスができあがることが多い。「機能がいっぱいあった方が便利」と開発者は言うが、多くの場合それはユーザーにとって「不便」でしかない。「FAQを充実させましょう」とサポートの人は言うが、それでメールの数が減ることはあまり無い。

少し話がそれましたが、まぁそういうわけでシリーズ化が進むと結局いろいろ追加していっちゃって、当初の地図よりだいぶ盛り沢山になってしまうのです。情報量と「網羅性の罠」の狭間のギリギリの線で踏みとどまっていると思ってはいるのですが、どうですかね…。

ちなみに『オフィスビルの入居テナントについて調べるお』さんのようなブログは情報量が勝負だし、網羅性もカギになってくると思うわけで、「網羅性の罠」文脈とはまったく違うとこに属するブログです。それにしても『オフィスビルの入居テナントについて調べるお』さんは凄いなーと常々思っております。※たまに問合せもらいますが、こちらのブログを運営してるのは僕ではありません笑

シリーズ化はラクだが飽きがくる

某ヒットドラマのタイトル風ですが、映画にしろゲームにしろヒットしたタイトルは必ず続編を作る。続編はある程度のヒットの見込みが立ちやすく、作りやすいのでしょう。

まだ2017年は「最新版渋谷地図」の記事ひとつしか公開していませんし、そもそもまだ5日なのですが、既に2016年12月一ヶ月のPVの70%くらいに達しています。ほぼ昨日今日だけで。あの苦労したテンセントの記事はいったい…。

とは言え「シリーズ最新作」が駄作に終わるケースが多いのも事実で、なかなか簡単ではなかったりもする。作りやすくラクではあるが、お客さん、読者さんはどんどん飽きてくる。安心感はあるけど、意外性が無いんですよね、シリーズものは。

というわけで『調べるお』としては、シリーズものはそれはそれで続けていきますが、意外性のあるネタなどを常に追求しながら、網羅性の罠に陥らないように運営していけたらなと思っております。長くなりましたが、改めて今年もよろしくお願いします!