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調べるお編集後記

調べるお編集部による編集後記やブログに書ききれなかった事などを。編集部と言っても一人ですけどね。

存在そのものが既に刺さってしまった「dropout」



こないだ家入さんと偶然お会いして少し話す機会があった。その時に「僕、dropout見ることができないんですよね。ちょっと僕には強すぎる」と伝えた。家入さんは「まぁそうすよね」と答えた。僕みたいな反応をする人もいるってのは想定内でしょう。

バイラルメディアが盛り上がりを見せています。その中でも「dropout」は話題性で頭一つ抜けている感じがする。”刺さる動画メディア”というコピーの「dropout」ですが、一つ一つの動画に刺さる前に「dropout」そのものに刺さってしまい、考えさせられてしまっています。

「dropout」のリリース経緯などはTHE BRIDGEの記事をご覧頂ければと。
【インタビュー】家入一真が「dropout」をやるべき理由ーー弱者とマイノリティとLivertyと [THE BRIDGE]

「dropout」で取り扱われている内容はシリアスなものであったり、マイノリティにスポットをあてたものであったり、そういった類のものが多い。とても賛否を生むテーマです。動画につけられたキャッチコピーも秀逸で、インパクトも強い。動画サムネとコピーだけで僕は強い衝撃を受けてしまい、再生ボタンを押すのに躊躇してしまう…。

奥さんに今朝「dropout」を紹介してみたところ「この動画1個見ただけで一日を費やしてしまいそう。ずっと一日中考えこんでしまう」と言われた。僕も全く同じ感想。なのでかどうかわからないけど「dropout」は毎朝1個しか更新されない。それくらいの力を持つ動画がキュレーションされていると思う。

まぁ実際に全ての動画が同じ衝撃ではないし、個人差がある。自分の感情に直接働きかけるようなテーマは一日でも消化できないし、さらっと「ふーん」で終わってしまうものもある。とは言え総じて考えさせる動画が多く、質は高いと思う。

動画というのは視覚と聴覚に訴えかけるものです。なので情報流入量は多く、どかーんって感情に作用する。テキストは読んでいくうちに頭の中で「画」をイメージし、先に進む。画像はイメージが直接入ってくる。動画は「画」をイメージする必要もなく、内容は耳から目から直接的に訴えかけてくる。だからより衝撃度が高いんだろうなぁと。逃げ道がないといいますか。そして聴覚から入ってくる情報ってのは、より原始的な、本能に訴えかけるような作用があるんじゃないかと思ったり。この感覚の話しについては自分の中でも話が盛り上がりすぎてまとまりきらないので、生涯かけて考えをまとめていければと思っております。

UI、テーマ、動画など、いくつかの要素が相乗効果を産み、衝撃性の高いメディアに仕上がっていると思います。ただのキュレーションメディアで終わらないポテンシャルを感じています。

よくわからない文章になってしまって恐縮ですが、サービスについていろいろ考えるのも面白いなぁと。

最後に、「dropout」の思想は「調べるお」にも通ずる部分があるような気がしますが、勘違いかもしれないので、それはまたの機会に。良い連休最終日を。