サイバー藤田さんの「起業家」を早速読んでみた 「渋谷ではたらく社長の告白」を読んだのは、ウチの会社が合併するとかしないとか言う頃で、いろいろと大変な時期だった。個人的にはまだ独身で、この本と一緒にグラビアアイドルのイメージDVDをAmazonで一緒に注文した記憶があります。DVDの方は結婚して引越しする前日に「燃えないゴミ」で捨てましたが、この本は今、会社の本棚に置いてあります。おふざけはこの辺にしておいて・・・。「渋谷ではたらく社長の告白」が出た2005年5月くらいまでは「なんか会社も安定してるし、このままでいいやー」みたいな弛緩した感じだったような気がしますが、前述の通り、この直後に会社は合併してサムライファクトリーになり、急激に「本気」になった頃でした。丁度この変革期に読んだ「渋谷ではたらく社長の告白」には結構影響を受けて、本に書いてあった施策を実際に取り入れたりもした思い出があります。例えば「これまで○○さんと呼んでたけど、社長って呼ぼう」とか。まぁそんなわけで個人的に影響を受けた本の一つなのですが、その続編が8年の歳月を経て出版されました。読みました。前作を読んだ時は僕は業界の事をほとんど知らなかった。けど、今回はある程度知っているので、今作に書かれている内容の多くは既に知っている内容だった。それだけに新たな発見などは前作に比べると少ない。Amazonのレビューを見ても「前作の方が面白かった」とあったけど、たぶんそういう理由かなって。しかし、興味深い「交流」話などは今回もあるし、定評ある文化作りやビジョン、人事方針の決定の流れはとても面白かった。Amebaの件とか、外から妄想してたのとだいたい同じ感じでしたが、それでもやっぱり藤田さんの強い意志とか情熱とか「凄いなぁ」って改めて思ったし、サイバー社員や最近ネット業界に入った人や、前作を読んでない人には新鮮な内容なんじゃないかと思うし、面白いと思いますよー。【関連記事だお】・リブセンスさんの本を読んでみた・メタップス佐藤さんから頂いた本を読みました・ウィルゲートさんの本を読んでみた