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調べるお編集後記

調べるお編集部による編集後記やブログに書ききれなかった事などを。編集部と言っても一人ですけどね。

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TechCrunchTOKYO2014 #tctokyo の「若手独立系VC」のセッションを見てきたよ


アンリさん(@Anrit)と木下さん(@kinoshitay)、そしてモデレーターの岩本さん(@yuheiwmt)。※写真は木下さんのFBから。


TechCrunchTOKYO2014が渋谷ヒカリエで開催されています。今日と明日。様々なセッションとブース展示。とても興味深いものばかりなので僕も参加しています。プレス枠での参加ということで何らかの記事を書こうかと思いまして。アンリさんと木下さんのセッションから。

木下さんが自己紹介がてら発表してた「シードステージのスタートアップ支援歴3年、起業家に伝えたい10のこと」。遠くからスライドの写真を撮って書き写したので間違ってる部分があるかもしれませんが、概ねあってると思います。


シードステージのスタートアップ支援歴3年、起業家に伝えたい10のこと
1.全員スタートアップしよう
スタートアップにはチャンスがある。今は特にヒトモノカネが揃ってる。
2.創業はタイミングが重要
時流に乗っているものでないと苦労が多い。タイミングも一番大事と言えるかもしれない。
3.シンプルに起きる変化を知ろう
国内人口は減る、新興国人口は増える、アプリは増える、スマホ広告は伸びる、ツイートは増えるなど。大きな方向感を知ろう。
4.モスキート音が聞こえるか?
自分にしか聞こえない音の話をしろ。それが無いと魅力が無い。
5.ノリ良い人であれ
ノリが悪いと応援しにくい。言われたことをすぐやるくらいのつもりで。
6.人の意見は聞きすぎるな
人の話しは聞いた方が良いが、聞きすぎるな。聞きすぎて迷うスタートアップ多数。
7.おぎやはぎのような関係の投資家とやろう
起業家と投資家が双方ずっと褒めあえるスタートアップは必ず上手くいく。
8.VCを使い倒せ
VCはかなり誰とでもアポが取れる。VCにアポリクエストをしよう。遠慮しているケースが多い。
9.プロダクトに集中してるはダメ
ベンチャーはプロダクトが勝負。ただし、チャンスに貪欲に向き合うためにはプロダクトに集中してるとは思っていても言わないこと。
10.成功するまでやると言おう
悪いことがあったときに、やめてしまうのでは無いかと思うと不安になる。激論しても前を見れる人がどうかが重要。



これが正しいとか間違ってるとかではなく、投資家も起業家と同じようにポリシーを持って投資してるわけだし、木下さんの想いは伝わったなぁと思います。一方アンリさんの方だが、基本的な考え方は何となく僕も同じかなぁって。全体的に納得感があった。「日本でパートナーと呼ばれる人が20人くらいしかいない」と言うのは「確かに」と思った。そこが増えてかないと結局「投資家が増えた」ってことにならないよなぁ。なんかちょっと漠然としてて申し訳ないのですが、勉強になりました。


僕はいまEast Venturesにいて、太河さん(@taiga__)の考えにやはり一番共感しているのですが、各先輩方の考えや想いも基本はみんな同じであり、参考にすべきとこも多いなと改めて思ったのでありました。その中で個性や僕ならではの価値みたいのを出して、起業家を応援していけたらなと思っている所存です。

明日もTechCrunchTOKYO2014に顔を出すので、見かけた方はそっと声かけてください。