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調べるお編集後記

調べるお編集部による編集後記やブログに書ききれなかった事などを。編集部と言っても一人ですけどね。

クラウドワークス吉田さんの「世界の働き方を変えよう」を早速読んでみた

以前から業界で話題となっていたクラウドワークス。ウチでも2012年よりクラウドソーシングの事業をやっていたこともあり、クラウドワークス、そして吉田さんは気になる存在ではあった。しかし面識はなく、Twitterでフォローしている程度の繋がりでした。そんな今春のある日、僕は夢を見ました。何でお好み焼きだったのかはわからないけど、とにかくこんな夢を見たので、深く考えずツイートしたところ、吉田さんご本人から「行きますかー」とリアクションを頂き、後日実際にお好み焼きを食べに行くことになりました。初対面ではありましたが、共通の友人などを交えた会合だったので特に緊張せずにお話できたかと記憶しています。しかし、その時の吉田さんの印象は今でも強烈に脳裏に残っています。

宴もたけなわになってきた頃、クラウドソーシングの話になり、そこで吉田さんは非常に熱く、事業の意義や信念、使命感的なことを語り始めました。初対面な僕はただただ唖然と話しを聞くに終始しましたが、「起業して事業をやっていくには、これくらいの信念が必要なんだな。」と軽いカルチャーショックを受けたわけです。時に語気を荒らげ、鬼気迫る感じで語る姿に「何かの啓示を受けて、その達成の為に全てを捧げるような感じだ」とも思った。とにかくセンセーショナルな出会いでした。いや、これね、マジで自分の中の考えが少し変わった出来事でした。吉田さん始め、同席した諸先輩方の考えはとても勉強になりました。

その後も何度か食事をご一緒させて頂き、吉田さん中心に発足された協議会にもウチも参加することになったり、良いお付き合いをさせて頂いております。そして今回、著書を刊行したということで、早速読んでみました。今年2冊目の読書。(一冊目は藤田さんの「起業家」


『世界の働き方を変えよう クラウドソーシングが生み出す新しいワークスタイル』

第1章:最初の挫折 演劇への夢破れる
第2章:2度目の挫折 信頼していた役員の裏切り
第3章:再起、そしてクラウドワークス始動へ
第4章:クラウドソーシングがもたらす、働き方革命
第5章:クラウドワークスが提唱する、これからの働き方
第6章:ベンチャー立ち上げを通じて学んだ仕事術

同じ業界ですので、前半の2つの章が個人的には興味のあるところ。

演劇やマンガ、サブカルチャーに造詣が深いということは知っていたのですが、演劇に関して、ここまでやられていたとは知りませんでした。「演劇の夢破れる」とありますが、続けようと思えば続けられたんだと思うのです。でも様々な挫折があり、断念というか就職の道を選んだ。演劇自体に挫折したわけではないなぁという感想。第2章は就職し社会人になり、転職を重ねてドリコムで上場を経験、そして最初の起業をし、苦い体験をしたというあたり。この2つの章がクラウドワークス以前の話。

「人」というものは何なのか?

大学時代に演劇会場の契約で失敗した話、新卒で入社した会社を辞める際に上司から言われた言葉、転職先の社長の話、いろんな人と交流し、ITベンチャーに転職。ITベンチャーでの組織の難しさ、独立してパートナーの離反に合う話。総じて「人」の難しさで挫折をし、それを糧に次のステージに進んでいるという印象。

「人」というのは難しい。僕も毎日思っている。でもやっぱり年を重ねるごとに見える世界が違ってくるような気がするんですよね。僕は昔、人の気持ちを読んでやろうとばかり考えていたんです。でも最近は人の立場になって考えてみようって思うようになってきた気がする。まだまだ完璧じゃないんだけど。やっぱり会社なり組織なりをやってく上で「人」ってのが一番重要だと思うから、「人」との向き合い方、自分の生き方などを磨いていく必要があるのかなぁって。

いくつかのメディアやこの本にも繰り返し書かれている「クラウドワークス創業から社員は一人も辞めてない」ってフレーズ。「人」との向き合い方を模索し、現在は良い環境を築いているという自信の現れであり、一方自分自身に言い聞かせているような面もあるのかなと感じます。

吉田さんはまだまだ進化の途中なんだろうなと思う。いや、これは凄く良いことで、まだまだ成長できるってことなわけです。役者さんは死ぬまで勉強だと思う。いろいろな役を演じたり、さらなる演技の深さを追求したりと。経営者も同じなんじゃないかなって。そして吉田さんもそう思ってるに違いない!(僕もそうありたい!)※最後の方、ちょっと偉そうになってスミマセン…。



世界の働き方を変えよう